PR

日本の道路トンネル長さランキング TOP10

交通

日本の道路トンネル長さランキング TOP10

順位トンネル名読み方延長(m)主な路線・区間所在地開通・全通年
1山手トンネルやまてトンネル18,600首都高速道路中央環状線東京都2015年全線開通
2関越トンネルかんえつトンネル11,055関越自動車道 水上IC~湯沢IC群馬県・新潟県1985年開通(下り線)/1991年開通(上り線)
3飛驒トンネルひだトンネル10,712東海北陸自動車道 飛驒清見IC~白川郷IC岐阜県2008年開通
4東京湾アクアトンネルとうきょうわんアクアトンネル9,607東京湾アクアライン 川崎浮島JCT~海ほたるPA付近神奈川県・千葉県1997年開通
5栗子トンネルくりこトンネル8,972東北中央自動車道 福島大笹生IC~米沢八幡原IC間福島県・山形県2017年開通
6恵那山トンネルえなさんトンネル8,649中央自動車道 園原IC~中津川IC付近長野県・岐阜県1975年開通
7新神戸トンネルしんこうべトンネル8,055阪神高速32号新神戸トンネル兵庫県1976年開通/1988年延伸
8加久藤トンネルかくとうトンネル6,260九州自動車道 えびのIC~栗野IC付近宮崎県・鹿児島県1995年開通
9金山トンネルかなやまトンネル5,900道東自動車道 占冠IC~トマムIC付近北海道2011年開通
10笹子トンネルささごトンネル4,784中央自動車道 大月JCT~勝沼IC付近山梨県1977年開通

出典:一般社団法人日本トンネル技術協会「長大道路トンネル一覧」、国土交通省公表資料、高速道路会社(NEXCO東日本・NEXCO中日本・NEXCO西日本・首都高速道路株式会社・阪神高速道路株式会社)公開資料等をもとに、ランキングドットコム編集部が集計・作成。(2026年6月時点)

TOP10の解説

1位 山手トンネル(東京都)

なんと1位は、トンネルのイメージがない東京都心にあります。全長は18.6kmを誇る日本最長の道路トンネルです。首都高速中央環状線の一部として建設され、都心部を通過する交通を地下へ誘導することで地上の渋滞緩和に大きく貢献しました。人口密集地の地下を長距離にわたって掘削するという世界的にも珍しいプロジェクトであり、東京の物流や都市機能を支える重要なインフラとなっています。

2位 関越トンネル(群馬県・新潟県)

群馬県と新潟県を隔てる三国山脈を貫く長大トンネルです。開通以前は豪雪や急峻な峠道が交通の大きな障害となっていましたが、関越トンネルの完成によって首都圏と日本海側の移動時間が大幅に短縮されました。物流や観光への効果は非常に大きく、関東と新潟を結ぶ大動脈として今も重要な役割を担っています。

3位 飛驒トンネル(岐阜県)

東海北陸自動車道の難所である飛騨山地を貫くトンネルです。険しい山岳地帯を通過するため建設難易度が高く、完成までに長い年月を要しました。開通によって岐阜県飛騨地方と北陸地方とのアクセスが飛躍的に向上し、観光振興や地域経済の活性化に大きく貢献しています。

4位 東京湾アクアトンネル(千葉県・神奈川県)

東京湾アクアラインの海底部分を構成するトンネルです。海底トンネルと橋梁を組み合わせた世界有数の土木プロジェクトとして知られています。これにより房総半島と神奈川県が直結され、従来は東京湾を大きく迂回していた交通が大幅に短縮されました。首都圏の物流や観光を支える象徴的なインフラです。

5位 栗子トンネル(福島県・山形県)

奥羽山脈を越える交通の要衝として建設されたトンネルです。福島県と山形県を結ぶ国道13号の改良事業の中心的存在であり、豪雪地帯における安全で安定した交通確保に貢献しています。東北地方の内陸部同士を結ぶ重要なルートとして地域経済を支えています。

6位 恵那山トンネル(長野県・岐阜県)

中央自動車道最大の難所である恵那山を貫くトンネルです。開通前は急峻な山岳地帯が交通の障壁となっていましたが、完成によって中京圏と長野県を結ぶ移動時間が大幅に短縮されました。日本の高度経済成長期を支えた重要なインフラの一つとして知られています。

7位 新神戸トンネル(兵庫県)

六甲山地を貫き、神戸市中心部と北部地域を結ぶ都市型トンネルです。山と海に挟まれた神戸特有の地形を克服するために建設されました。市街地の交通混雑を緩和するとともに、中国自動車道方面とのアクセス改善にも貢献し、神戸都市圏の発展を支える重要な交通路となっています。

8位 加久藤トンネル(宮崎県・鹿児島県)

九州山地を貫くトンネルで、宮崎県と鹿児島県を結ぶ重要なルートです。険しい山岳地帯によって分断されていた地域間の移動を大幅に改善し、観光や物流の活性化に寄与しました。霧島連山周辺の豊かな自然環境の中に位置し、九州南部の経済交流を支える重要な存在です。

9位 金山トンネル(北海道)

北海道の山岳地帯を通過する長大トンネルです。冬季の厳しい積雪や吹雪の影響を受けやすい地域において、年間を通じた安定した交通を実現しています。広大な北海道では道路交通が生活や物流を支える重要な手段であり、その安全性向上に大きく貢献しています。

10位 笹子トンネル(山梨県)

中央自動車道の開通を支えた代表的な長大トンネルです。首都圏と山梨県、さらには中京圏を結ぶ重要ルートとして長年利用されてきました。2012年の天井板崩落事故によって全国的に注目されましたが、その後は安全対策が大幅に強化され、日本のトンネル維持管理の在り方を見直す契機となりました。

ランキングドットコム編集部の一言

今回のランキングを見ると、上位のトンネルは単に長いだけではなく、日本の急峻な山岳地形や海峡を克服するために建設されたものばかりです。特に1位の山手トンネルは都市部の渋滞対策、2位の関越トンネルは豪雪地帯の交通確保、4位の東京湾アクアトンネルは海を越えた地域連携と、それぞれが日本の交通網を支える重要な役割を担っています。トンネルの長さランキングは、日本の土木技術の歴史と地域発展の歩みを映し出すランキングとも言えるでしょう。

タイトルとURLをコピーしました